「謹啓」と「拝啓」

結婚式の招待状で使われる「謹啓」と「拝啓」。

手紙の始めに書く挨拶文であり、どちらも

つつしんで申し上げます

という意味です。

謹啓と拝啓の違いは「拝啓」より「謹啓」の方が敬意が高く改まった手紙に用いられるという点です。

「謹啓」の基本的な使い方

 

「謹啓」には「敬白」「謹白」「謹言」で終えることが一般的です。

「敬白」「謹白」「謹言」は全て「うやまい謹んで申し上げるの意」です。

・敬白(けいはく)

・謹白(きんぱく)

・謹言(きんげん)

「謹啓」に対してはこちらの3つのいずれかで結んで内容を終えます。

謹啓

〜本文〜

謹白

 

「拝啓」の基本的な使い方

 

基本的には「拝啓」に始まり「敬具」で終わります。

「敬具」とは簡単にすると「それではまた」という意味です。

拝啓

〜内容〜

敬具

「謹啓」の方が改まった表現であるため迷ったら「謹啓」にされることをおすすめします。